「楽天証券とSBI証券、どっちで始めればいいんだろう?」
投資を始めようとしたとき、私もこれで悩みました。
ネットで調べると「どっちも優秀」「甲乙つけがたい」という記事ばかり。結局どっちなの?——そう思いませんでしたか?
私はいま、楽天証券とSBI証券の両方を使っています。最初から2つ持つつもりはなかったのに、気づいたら両方使うようになっていた。
この記事では、両方を実際に使って気づいた違いを正直に話します。公式データをもとにスペックも整理しました。
なぜ2つ持つことになったのか
最初に開設したのは、楽天証券でした。
楽天カードや楽天銀行を使い始めて、楽天経済圏を整えていくなかで「NISAも楽天証券で」という流れで口座を作りました。
楽天でまとめると、ポイントも貯まりやすくなるし——そんな感じで、深く考えずに決めました。
しばらく楽天証券だけで投資をしていたのですが、ある銘柄が気になったときに気づきました。
楽天証券のミニ株(かぶミニ)では、その銘柄が買えない。
ミニ株は1株から買える仕組みで、まとまった資金がなくてもいろんな会社の株を試せるのが魅力です。でも取り扱い銘柄は証券会社によって違います。楽天証券で取り扱いがない銘柄が、SBI証券にはある——それを知って、SBI証券を追加で開設しました。
2社のスペックを比べてみた
まず公式データをもとに整理します。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 口座数 | 約1,400万口座(2026年) | 約1,520万口座(グループ合計) |
| NISA口座数 | 業界No.1(700万口座) | 業界トップクラス |
| 投資信託の本数 | 2,575本 | 約2,600本 |
| 米国株の銘柄数 | 取扱あり(米国ETF15銘柄無料) | 4,263銘柄 |
| ミニ株(単元未満株) | かぶミニ® | S株(3,800銘柄) |
| IPO取扱数(2025年) | 43社(業界3位) | 63社(業界1位) |
| 日本株手数料 | 無料 | 条件達成で無料(ゼロ革命) |
| クレカ積立 | 楽天カード | 三井住友カード(最大**5.0%**還元) |
| ポイント | 楽天ポイント | Vポイント・Pontaポイントなど |
| 銀行連携 | 楽天銀行(マネーブリッジ) | 住信SBIネット銀行 等 |
| アプリ | iSPEED(見やすい) | SBI証券アプリ(高機能) |
| 初心者の使いやすさ | ◎ とてもわかりやすい | ○ 慣れるまで少し時間がかかる |
どちらも国内トップクラス。差があるのは「何を重視するか」だと思っています。
使ってみてわかった3つの違い
① ミニ株の銘柄数はSBI証券が圧倒的に多い
これが2つ持つ直接のきっかけでした。
SBI証券のS株は3,800銘柄取り扱い。楽天証券のかぶミニより選択肢が大幅に広いです。
「あの会社の株を少しだけ買ってみたい」と思ったとき——SBIの方が選べる銘柄が多い。特に新興企業や中小型株を少額で試したい人には、この差が大きく感じると思います。

「楽天で買えない……」ってなったとき、正直ちょっとがっかりした。でもそれがSBIを知るきっかけになったから、結果よかったかもしれない。
② アプリの使いやすさは楽天証券に軍配
正直に言います。
SBI証券のアプリは、最初に開いたとき画面がわかりづらかった。
情報量が多くて、どこに何があるのかすぐにはわかりませんでした。私だけかな……と思って調べたら、同じことを言っている人が結構いました。機能は豊富なので慣れれば使えるのですが、最初のハードルは高め。
一方、楽天証券のアプリ「iSPEED」は直感的で使いやすい。見やすくて、知りたい情報にすぐたどり着けます。投資を始めたばかりの頃は、この「わかりやすさ」がとても助かりました。
「なんとなく使い始めてもわかる」という安心感は、楽天証券の方が上だと感じています。
③ 楽天銀行×楽天証券の「マネーブリッジ」が地味に便利
楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを設定すると、いいことがあります。
- 楽天銀行の普通預金金利が年**0.38%**にアップ(2026年2月時点)
- 証券口座と銀行口座の間でお金を自動的に動かせる
- 入出金の手間がほぼなくなる
メガバンクの普通預金金利が0.001%台の時代に、0.38%はかなり大きな差です。投資で稼ぐとは別に、「置いておくだけでお得」な状況が作れます。

マネーブリッジは設定して本当によかったです。証券口座と銀行口座を行き来するのがストレスじゃなくなったし、金利も上がって一石二鳥でした。
あなたはどっち? 重視ポイント別おすすめ
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 操作のわかりやすさ | 楽天証券 |
| 商品数・総合力 | SBI証券 |
| 楽天ポイント活用 | 楽天証券 |
| Vポイント・Pontaポイント活用 | SBI証券 |
| IPO投資 | SBI証券(2025年業界1位・63社) |
| 楽天銀行との連携 | 楽天証券 |
| 米国株・ETFの銘柄数 | SBI証券(4,263銘柄) |
| クレカ積立のポイント還元率 | SBI証券(最大5.0%) |
| NISA口座数の多さ | 楽天証券(業界No.1) |
楽天証券がおすすめな人
楽天証券を選んでいちばん良かったと感じるのは、「楽天でまとまっている」感覚があることです。
楽天カードで積立、楽天銀行でマネーブリッジ、楽天市場でポイントを使う——全部が自然につながっていて、バラバラに管理する手間がない。楽天カードや楽天銀行をすでに使っている人なら、NISAも楽天証券に揃えることでこの感覚が生まれます。
楽天をよく使っている・投資初心者・とにかく使いやすいアプリがいい という方に向いていると思います。
SBI証券がおすすめな人
SBI証券は日本最大級の証券会社で、口座数・取扱商品数ともに業界トップクラス。長く本格的に使いたい人に特に向いています。
私がSBI証券を追加で開設したのは「楽天で買えない銘柄があった」からでした。ミニ株(S株)の銘柄数が3,800と圧倒的に多いので、「この会社の株を少しだけ試してみたい」というときに選択肢が広い。IPOや米国株にも興味が出てきたタイミングで本格的に使いたい、という方にも向いています。
クレカ積立のポイント還元率も、三井住友カードのプラチナプリファードなら最大5.0%と高い。総合力を重視したい・楽天経済圏にこだわらない 方にはSBI証券の方が合っていると感じます。
結局、どっちがおすすめ?
私のおすすめは楽天証券です。
ただし、これには理由があります。
私の場合、楽天カード・楽天銀行・楽天市場をすでに使っていて、楽天経済圏の中で生活していました。NISAも楽天証券で始めたので、全体的なつながりがスムーズです。マネーブリッジを設定してからは、もう楽天証券なしには考えられないくらい便利になりました。
「楽天をメインで使っている人には、楽天証券がしっくりくる」——そう感じています。
ただ、こんな選び方もあると思っています。
- 使いやすさ・楽天ポイント重視 → 楽天証券
- 総合力・商品数・クレカ還元重視 → SBI証券
- 楽天経済圏をよく使うなら → 楽天証券
- 迷ったら → どちらも優秀。始めてから決めてもいい
どちらか一方を選ぶなら楽天証券。でも「楽天で買えない銘柄がある」と気づいたら、SBIを追加するのも全然アリです。私のように。
まとめ
まずはどちらか一方から始めてみてください。投資は「完璧な準備」より「始めること」が大事です。

「どっちがいいかわからない」なら、まず楽天証券で始めてみて。使ってみると、自分に何が必要かが見えてくるよ。
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